『下町ロケット』がテレビスタートします

『半沢直樹』で一躍有名になった小説家 池井戸潤さんの原作『下町ロケット』が10月から
テレビ放送(TBS系列 日曜21時から)されます。主演は阿部寛さん。
(実は『下町ロケット』は2011年8月21日から9月18日まで、WOWOWの連続ドラマで既に
放送されていました。この時の主演は三上博さんです)

私はことある度に学生さんに池井戸潤さんの書籍を勧めています。(私と同じ年齢で、同じ
岐阜県出身で、同じ大学卒ということもあって)

証券会社を志望していた女子学生さんには、半沢直樹シリーズ『ロスジェネの逆襲』を
紹介
しました。会社の敵対的買収、M&Aビジネスのカラクリ、メガバンクと系列証券会社との関係について知ってほしいからでした。
(因みにこの学生さんは、大手証券会社から軒並み内定をもらいました)

会社組織のことを理解してほしい男子学生さんには、『七つの会議』を渡しました。
中堅電機メーカーで起こった隠蔽と内部告発を題材とした書籍だからです。
(あの大企業・名門企業の東芝でさえ、隠蔽体質があったとは・・・。)

そして、この『下町ロケット』は、中小企業について知りたい学生さんに読んでほしいと思っています。
中小企業でも、独自の技術や商品で、大企業と伍して事業展開する会社が多くあります。夢と誇りを持ち、仕事に取り組む企業がたくさんあります。
そのため、この書籍を読めば、企業としての夢と現実。中小企業と大企業の対立関係、経営と研究の狭間に立つ苦悩など、相反する価値観の葛藤が理解できるからです。

就活対策本も構いませんが、こうした小説からも「働くとは」「会社とは」「社員とは」何なのかを自問自答することができます。また、業界・会社研究もできるのです。

2011.10.18s下町ロケット0002s③[1]

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です