「任される人」

8月25日日経新聞朝刊29面に「(仕事を)任される人」というタイトルで、Jリーグチェアマンm001[1]
の村井満さん(右写真)のコメントがありましたので、紹介します。

村井さんはリクルートエージェントの社長の頃、本社で1度お会いしたことがあります。
当時からサッカーをこよなく愛されている方だと記憶しています。(母校の浦和高校ではキーパーとして埼玉県ベスト8進出。会社を抜けて、試合観戦も度々あったとか。。。)
また、先日、東静岡駅にサッカースタジアムの新設を要望するため、田辺静岡市長を訪ねに
来静されたこともありました。

話を元に戻して、その村井さんは「任される人」の条件を次のように指摘しています。

・緊張する人は信用できる。
・生の感情が心を動かす。
・好かれたい意識を捨てる。

まさに言いえて妙です。なぜなら、これはそのまま面接でも通じるものだからです。

面接で「緊張しないように」とアドバイスする人がいます。それはおかしな話です。
なぜなら、面接とは、緊張感のある中で、自分の内面にある感情や本気の気持ちを勇気
を出して伝えることだからです。そうした姿勢やコミュニケーションが面接官の心に響く(=
「採用したいっ!!」と思わせる)からです。
したがって、面接官に「好かれたい」と思うあまり、媚を売る必要などありません。受けを
狙うこともありません。

また、村井さんはこうも言っています。
「高い緊張感を常に持ち、問題に臨む人は緊張した数だけ、成長し続けていけると信じ、
働いてきた。準備した内容を正確に話すことに集中するのでなく、相手を見て、その場で
感じたことを織り交ぜることが大事。」

まさにその通りです。
面接でスラスラ、ペラペラ話す必要などないのです。たどたどしくても構いません。言い直し
てもOKです。先ほど述べたように「自分の内面にある感情や本気の気持ちを勇気を出して
伝えること」の方が大切だからです。

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