山近さんはザメディアジョンのCEO。毎年、何千人の学生、何百人の企業経営者と会って、採用支援、採用コンサルティングをされています。また、イベント、出版、広告も取り扱っていて、メディアマーケティングやセールスプロモーションも手掛けています。

その山近さんを【面接力アップセミナー】の講師として、静岡にお招きした最大の理由は、マニュアルに頼りがちで、就活に淡白な傾向にある静岡の学生に 「こんな就活があるんだっ!!」(※1)「こんな人がいるんだっ!!」(※2)と刺激を受けてほしかったからです。

当日、集まった学生は35名。最初、山近さんのことを腫れ物に触るかのように見ていましたが、次第に山近ワールドに引き込まれていきました。

後で私から何名かの静岡の学生に感想を聞きましたが、一様に言っていたことが「就活に本気(マジ)になるのは決して、格好悪いことはない」。私の意図した通りになったと改めて、山近さんに感謝しました。

・(※1)”カバン持ち”という山近さんの秘書を行うインターンシップがあります。その日のスケジュールを管理したり、訪問先の企業との打ち合わせに同席したり、飲み会の幹事を務めたりと、山近さんの働く様を見て、体験してもらうものです。

・(※2)さすが何千人もの学生と接触してきたので、どういう学生が採用されて、どういう学生が不採用になるか事例を交えて、具体的且つ明快に説明してくれます。山近さんも大変にご苦労された青年期があります。若くして起業して、会社をここまでが大きくさせた実績もあります。そんな山近さんのリアルな話だからこそ、学生は真剣に聞くことができるのです。

実践！面接力UＰセミナーPDFファイル

静岡産業技術専門学校で、約100名の教員・職員の方々に「これからの就職支援のあり方を考える」をテーマとしたセミナーを行いました。

これは、今時の就職活動の実態は勿論、今時の学生気質を踏まえたうえで、どうすれば、社会で通用する、仕事で活躍できる学生を育てることにつながる就職支援ができるか考えてもらうのが狙いです。

したがって、Step1.では、「企業が求める力・スキル」を説明しました。次にStep2.では、「他の学校での取り組み事例」を紹介しました。最後にStep3.では、3人教職員の方に協力してもらい、私が学生となって面談をして、評価を付けてもらいました。それを見て、グループごとに「評価のズレの原因や効果的な面談方法」について話し合ってもらいました。

この日は、教職員の方々にとって、初仕事。お正月気分も抜けない中、3時間のセミナーは集中力が持たないのでは・・・。と心配していましたが、それは取り越し苦労に終わりました。

【就職に強い】が専門学校の売り。それだからこそ、皆さん最後まで意欲的に参加していただけました。

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