公務員は不人気!?

2023年度に実施した公務員採用試験で、大阪府と兵庫県を除いた47都道府県で、
「採用予定数割れ」が生じていたことが明らかになりました。特に土木・電気など
の技術・専門職で定員割れが目立っています。

一方、競争倍率では、2000年前後は、10倍で推移していましたが、2022年度は、
5.2倍と過去最低となり、約20年間で半減したことがわかります。

公務員のなり手が少ないと、インフラ整備や災害対応などに大きな影響を及ぼし
かねません。能登半島地震においても、各自治体からの応援部隊の人数に不足が
生じているようです。

どうして、ここまで公務員の志願者が減ったのでしょうか。

「少子化のため、応募者数そのものが減った」「好景気のため、民間企業の採用
意欲が旺盛になった」という外的要因の他に「民間企業より待遇、給与面に劣る」
「業務量が多い割に効率化が進んでおらず、忙しい」「採用試験の科目が多く、
準備が大変」などの理由が上位に挙がっています。

以前は、「安定」「転勤なし」「倒産なし」などの理由(本音?)で、地方公務員を
目指す就活生も多くいましたが、今では、

「なぜ、民間じゃなくて公務員なの」
「公務員と民間の違いはどこにあると思う?」

など、公務員の実態を理解したうえで、志望理由を考えてもらっています。

公務員として活躍する人々のイラスト素材 [FYI04815636 ...

 

 

就活生の4人に1人が企業選びで親の意見を尊重

就活に「親」は、これほど影響を与える存在だと言えます。

https://www.n-academy.jp/SHOP/order_1766.html

1766_main