無料見学、体験指導やっています

そろそろサマーインターンシップが始まります。
今夏より、経団連に所属する企業であっても、5日間以上の日数規定を
廃止し、1日でもOKとする1Dayインターンシップが可能となりました。

そのため、昨年以上にインターンシップに参加を希望する学生が増えそ
うな気配です。

某就職運営サイトの発表によると2017年度新卒採用を実施した企業の
うち、68.5%がインターンシップを開催したとのこと。
2015年度55.5%、2016年度64.9%と年々、その割合は増加しています。

一方、インターンシップに参加した学生は、2017年度で43.7%となって
おり、前年度より3.8ポイント上昇しました。2018年度卒の結果はまだ、
公表されていませんが、およそ2人に1人が何らかのインターンシップに
参加していると推測されます。

中でも、1Dayインターンシップに参加したのは、7割程度の模様。

「できる限り多くの企業を見て回りたい」学生と「できる限り多くの学生
と接触したい」企業のニーズが合致したためです。
そのため、1Dayインターンシップは、もはや就業体験でなく会社説明会
様相が強まっています。
実際、”自己紹介書”と名付けた「エントリーシート」を提出させたり、
“面談”と称した「面接」を受けさせたりするなど、選考まがいのところも
出てきているほどです。

今すぐにエントリーシート添削や面接指導を始める必要はありませんが、
こうした現実を認識したうえで、どのような準備をいつからしておいた
方が良いか悩んだり、迷ったりする方がいれば、お越しください。
ゆっくりお話をお聞きして、的確なアドバイスをいたします。

↓から問い合わせしてください。
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同じ公務員試験なのに・・・

社風は勿論、事業・仕事内容が違えば、「求める人材要件」が異なる
ため、選考方法も変わってくるのは当然のことです。
しかし、同じ公務員であるのに、自治体によって、選考方法が大きく
違うのは、いささか疑問があります。

現在、静岡県、静岡市、浜松市、藤枝市などの公務員を志望する方々
の指導を行っています。

例えば、静岡県。
筆記試験(小論文含む)と面接試験の配点ウエイトが1:4。面接試験を
どれだけ重要視しているか分かります。
特にグループディスカッション(集団討論)があり、その出来が合否に
つながると言っても過言ではありません。
実際、筆記試験の成績が最下位から数番目だったのに関わらず、総合
2位の成績で行政職に合格した方がいました。集団討論の評価が抜群
に良かった(本人申請があれば、成績は公開されます)ためです。
つまり、試験さえ通過すれば、面接で逆転できる点が特徴です。

次に静岡市。
応募者数を増やしたい事情も手伝って、ここのところ毎年のように
試験内容が変更されています。
一昨年から専門試験が必須(教養試験との選択)でなくなり、小論文が
廃止されました。また、今年から面接シート(民間企業のエントリー
シートに該当)の設問が2問と減り、”文章”によるアピールが軽減され
ました。
思惑通り、今年の事務職の応募倍率は10倍を超えましたが、本当に
公務員になりたい応募者かどうか疑わしさも残ります。

そして、浜松市。
専門試験は必須で、小論文も課されており、オーソドックスな公務員
試験を実施しています。
また、試験もバリエーションがあります。性格検査、適性検査に加え、
事務適性検査(※)、職場適性検査(※)も受験しなければなりません。
面接は個人面接。じっくり本人の適性を観察、評価したうえで、合否
を決定する姿勢がうかがえます。

どの選考方法が良い、悪いと論じることはしませんが、公務員の職業
特性を考慮すれば、バランスの取れた知識の有無を確認する専門試験
や文章力を見る小論文などは、欠かせぬ試験だと思いますが。。。

※事務適性検査
事務処理能力を問う試験。「数式を計算せよ」「間違いを見つけよ」
「同じ図形を探せ」など、IQ検査に近い内容。
※職場適性検査
協調性、積極性、共感性、規律性など、14項目の態度・行動特性を
検査する内容。
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