大学のゼミ会に出席してきました

14日(土)、久しぶりに大学のゼミ会(北原ゼミ)に参加してきました。
ゼミでは、毎年テーマを設けて、発表会をしています。今年は「メディアの本質を問う!」
~メディアはぼくらの味方か、あるいは権力か~

朝日新聞、日経新聞、中国新聞など、元新聞記者の大先輩やTBS、NHKなどの特派員、
ダイヤモンド社の論説委員、新潮社の編集者など、メディアの当事者として、活躍されて
いた(いる)方々から問題提起がありました。

ゼミ会は14時から17時30分までのみっちり3時間半。(休憩はわずか10分!!)
大学の教室で開催されましたから、まるで講義のよう。しかもパイプ椅子(まだあるとは!!)で
したので、お尻が冷えて、痛くて大変な思いをしました。
それでも、熱い議論、活発な意見公開の場に臨むことができて、学生当時を偲ばれました。

同期15名のうち参加したのは5名。今でも連絡を取り合ったり、上京した際、お酒を酌み交わ
したりする友人も何名かいますが、こうして実際、顔を合わせると懐かしさはひとしおです。

ゼミ会当日、配布された名簿を眺めて驚いたことがありました。
何と自分で起業しているのは15名のうち私1人だけ。大学教授、生命保険、損害保険、シン
クタンク、外資系金融機関、ゼネコン、航空会社、IT、百貨店、メーカーなど、会社はまちまち
ですが、皆、一様にビジネスマン。

ですから、ゼミ担当の北原先生(写真中央の方。84歳のご高齢ですが、未だに向学心旺盛!!)
に挨拶に行った際、
「松本くんは”就職塾”という変わったことをやっているようだね」
と声を掛けられたのには、苦笑せざるを得ませんでした。

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東京大学も推薦(AO)入試の受付開始

今や私立大学合格者の半数以上が推薦またはAO入試を経て、入学しています。
国立大学は一般試験が当たり前と思っていたのに、最難関 東京大学でさえ、今年初めて、推薦入試、AO入試を導入し、11月2日、出願受付を開始しました。

実は東京大学は、私立中高一貫校である上位受験進学22校で、合格者全体の3割強を占
めるほど、出身校で”偏り”があります。また、男女比も8:2と相変わらず”男子優勢”です。

「世界的視野を持った市民的エリート」育成を使命としているにも関わらず、実態は必ずしも
そうではないようです。
そこで、東大学長が語るように「多様な人のいる環境で人を育てることが重要」には、推薦、AO入試で”異脳””異才”人材を集めたいとの思惑が透けて見えます。

東大の試験には書類選考、面接、グループディスカッションがあります。どんなテーマや質問
があるか興味津津です。

2011011702[1]そういえば、(まだ詳細は煮詰まっていませんが)2020年から現在のセンター試験に代わり、小論文や面接が課せられるようになるとか。

就職だからと言って、エントリーシート添削、面接対策やらで大変な思いをしている就活生ですが、大学入試でも、同じような選考を受けることになるとは、ジョブエールが”受験生版”の指導も行う時代が来るのはそう遠くないかも知れません。