『それまでの人』と『それからの人』

必死になって就活をした挙句、大企業、有名企業に入社したというのに、「あの人と会わない」と愚痴をこぼしたり、「思ったように評価されない」と不平や不満を漏らしたりして、仕事で伸び悩んでいる人がいます。

こういう人を『それまでの人』と言います。

一方、第一志望の企業に入れなかったものの、「ここで頑張ろうっ!!」と気持ちを切り替えて、精力的に仕事に取り組むため、周囲から認められ、相応の仕事を任される人がいます。

こういう人を『それからの人』と言います。

先日、某大手食品メーカーの関連企業に勤務する女性がジョブエールに指導に訪れました。
まさにこの方は、『それからの人』。

入社2年目、しかも本社でなく、グループ企業の社員だというのに、社内公募に提whiteboard_blank_woman[1]案した論文で、何と2席!! になりました。
今度、提案内容の説明&プレゼンがあるため、その指導、アドバイスをしてほしいとの理由で、会社の休みを利用して、わざわざ東京から来てくれたのです。
(ここでは提案内容の説明は割愛しますが)
この女性は、論文を作成し、提案書を取りまとめるために、市民活動に参加したり、関係者にヒアリングをしたりしたそうです。また、専門書や参考文献を何十冊も読み耽ったそうです。

この方の志の尊さ、目線の高さ、問題意識の深さに感服するとともに、役員に対するプレゼンが首尾よく行えるよう、できる限りの指導と支援をさせてもらう所存です。

いろいろな学校の学生さんと出会えます

就活はひとりでやるものと思っている人はいませんか?
とんでもありません。情報交換は勿論、切磋琢磨できる仲間がいれば、どれほど就活が
充実したものになるでしょうか。

ジョブエールでは、初対面であっても、学校名(大学は勿論、学部・学科もです。大学院で
あっても、短大や専門学校であってもですので)を名乗ってもらいます。
また、今、どういう業界を志望しているか、今後、どんな会社に応募しようとしているかも
紹介してもらいます。
さらに、内定をもらった時はそうですが、不採用だった時(さすがに不採用の会社は、本人
の了解を得てですが)もその会社名を披露してもらっています。

なぜか!? それは皆で喜びや苦しみを分かち合うからです。

そのため、ジョブエールでは、内定をもらった後も、学生さんが出入りしてきます。
個人面接が得意なAさんには、「いよいよBくんが最終面接に臨むため、模範を見せてくれ
ませんか?」とお願いします。
某企業から内定を頂戴したCさんには、「同じ業界を応募するDくんに、どんな質問を受けた
かレクチャーしてくれませんか?」と依頼します。

AさんもCさんも「いいですよ」と二つ返事で了承してくれます。
これが就活仲間なんです。
ジョブエールでは、自分だけ内定もらったから、サヨウナラなんて学生さんは一人もいません。

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